御覧いただきありがとうございます。　高音質レコーディングスタジオ用マイクケーブルとして評価が高いMOGAMI 2549を音声出力と音声入力、芯線も撚り線で柔軟性が高い2964を映像用に使用しています。(純正部品LE-1610AV-FF互換です。)【2549を選定した経緯】　長らくラインケーブルに2534を使用し機材やセッティングを詰めてきましたので、ハーネスも2534で製作しました。良い結果が得られず2549で再製作したところ良好でしたので、ラインケーブルも2549に変更して試聴しました。音響チェックに聴く楽曲の低音に深い余韻が有った事、ボーカルのリアルな息づかい、艶やかに伸びる高音にとても驚きました。　2534を2芯-2芯でバランス結線すると耐ノイズ性や導体抵抗面では有利ですが、静電容量が97pF/mと大きく、かまぼこ形の周波数特性になるようです。耐ノイズ性に問題が無ければ、フラットな特性の2549の方が好結果になるかと思います。【ケーブルの仕様　カタログから抜粋】　品番　　　　　　2549　 2964　導体材質　　　　OFC 　OFC　　線径(㎜)/本数　　0.12/30　0.12/20　導体断面積(㎟) 　0.339 　 0.226　導体抵抗(Ω/m) 　0.058　 0.083　静電容量(pF/m)　49　　 57【シールドの処理】　RCAジャック側のみ、コールドに落としています。上流を意識してコネクタ側に落とすと導体に余分なはんだが乗るためです。　また、シールドと導体を撚り合わせる事を避け別々に施工する事で、導体とジャック間のはんだを削減しています。(ラインケーブルは上流のみ接地で使用しています。)【製作後】　配線の誤りが無いか再チェックし、テスターで導通の確認、短絡が無い事の確認をして完成としています。【評価機材】　　Mai AVIC-CZ902XS　　Amp PRS-D800x3台　　SP DS-G300　　SW SW-G50　　PS AT-RX80・AT-RX100x2台　以上、ご検討よろしくお願いいたします。